児童思春期外来
少子化・核家族化・情報化社会のなかで、こどもたちを取り巻く環境の変化は激しく、昔とは異なる新しいストレスやより複雑な社会環境に取り巻かれています。こどもたちの抱えるなやみや不調を、身の回りの大人だけでは解決しにくいことも多いでしょう。 児童思春期外来では、こども(主に5~15歳)の発達上の問題に対して精神医学・心理学的な観点から、解決や改善をお手伝いします。
○活気がなくやる気がでない 気分がしずみがち
○学校になぜか通えなくなった
○集団行動がしんどい こだわりが強く周囲に合わせるのが苦手
○ソワソワしておちつきがない イライラしやすくて集中力がない
○ともだち関係や家族関係で悩みがある
○頭痛・腹痛があるが、検査をしても異常がない
○勉強がうまくいかない 得意不得意が極端でこまる
診察日
月曜日の午後、水曜日の午前と午後。初診は金曜日の午後。(完全予約制です。まずは072-955-4468までお電話ください。)
よくある質問
Q1.どのような診療や治療をおこなうのですか?
医師の面談を中心に、ご家族・ご本人との信頼関係のもとで診断あるいは問題について明らかにしていきます。必要に応じ、精神療法・薬物療法・ご家族やご本人へのアドバイスをさせていただきます。学校や放課後デイサービスなど各種機関とも連携をとらせていただくこともあります。 また、公認心理士による心理検査や心理療法(プレイセラピー)も施行することがあります。
Q2.費用はどうなりますか?
保険証を持参していただければ、一般的な診療と変わりありません。また、乳児医療証・こども医療証・ひとり親医療証など各種医療証がご利用できます。詳細については直接主治医やケースワーカーへお問い合わせください。
Q3.どのような診察の流れになりますか?
完全予約制となります。まずは、診察のご相談のお電話をください。どのようなことでお困りなのかをお電話でケースワーカーがお聞きし、ご予約をお取りします。(かかりつけ医をお持ちの場合には、診療情報提供書の持参をお願いする場合があります)
後日、ご自宅へ問診票を郵送しますのでご記入いただき、初診日よりも前にご返送をいただきます。
別途、ケースワーカーが電話・面接で状況を確認させていただく場合もあります。
その後、診察を受けていただき、治療の方向性についてご提案やご説明をさせていただきます。(何かご希望があれば、 ご遠慮なくお伝えください)
Q4.15歳以上ですが、未成年です。受診できますか?
まずはお電話でご相談ください。場合によっては、ご成人と同様に一般外来での受診をおすすめすることもあります。
Q5.診察を受けさせたいのですが、こどもが嫌がります。どうしたらいいですか?
まずは保護者の方だけでご相談に来ていただいてもかまいません。こどもさんの受診について、いっしょに検討していければと考えています。 こどもさんが「どんなところか分からなくて不安」というのであれば、診察室には入らずに病院見学をしていただくことができます。その際はご相談ください。